2021年02月07日
もっと早く分かればよかったのに。
木曜日の晩に、あるオーナーさんからショートメールが届きました。
簡単に言うと『〇〇さんの安否確認をお願いします』
近所の方が、うちで仲介した方の部屋が心配だということ。郵便物が溜まっているとかなんとか。
翌日、オーナーに電話して、近隣からどんな話が入ったのかとお聞きすると、何やら新聞が、バルコニー?に置いてある?とか、オーナーも人づてに聞いた話の為、よくわからないよう。
大袈裟なメールを送ってすみませんと言われたものの、『直感的にこれはまずい』かなって思い、なんとか時間を作ってマンションへ訪問。
もちろん事前に電話、だけど留守電。(いつも何かあっても、留守電になってしまう人、なかなか連絡が通じない人、訪問しないと良くないだろうなあ)
150号は走りながら、どうかなと若干焦りながら、マンションに到着。
敷地内に車を止めると、何やらラジオの音が、どこかの部屋聞こえる。
目的の部屋へ向かっていくと、その部屋からラジオの大音量が流れてくる。
インターホンを鳴らし、声をかけるても、なんの応答もない。
玄関前に新聞が大量にビニール袋に入っている。(おそらく、新聞屋さんが、ポストに入ったのが、溜まりすぎで、ビニール袋に入れて、部屋前に置いてくれてある!)
苦情の内容はこれか!
何度も声かけしても、出てくれない。(前は、出てくれたこともあったけど)
管理まではしてないけど、しょうがない、張り紙をしていくか、、、
車に戻り、『至急ご連絡下さい』と書いて、再度、ポストにをみると、12月19日に私が訪問した時のメモが残っている。
そういえば、12月19日に訪問した時もラジオが大音量でかかってた!
『あっ、これ、ヤバい。』
『他の郵便物はどうかな』
消印のある郵便物がない。全部後納郵便だ。
電気、ガス、水道、電話、口座振替だ。
いつの郵便かわからないなあ。
1人暮らしはできるものの、障害者手帳を持っていて、鬱を患っていた人、確かに近隣に方に迷惑をかけることもあった。
いま、私ができることはここまで。
マンションから、車で会社に戻るまでの間、前回訪問した様子を思い出し、今回と比較して色々思い返して考える。
あぁ、どう考えても、予想している通りになりそう。どうするべきか、グルグルと思考を巡らす。
色々考えた結果、オーナーへ『すぐにでも安否確認をした方がいいです。前回訪問した時の手紙も残っていました。洗濯物も干してありましたが、この冬に窓を開けたままにしておきますかね?。他のマンションの入居者、夜中までラジオが聞こえるって、いってませんか?
警察と共に部屋を開けた方がいいと思います』
オーナーもおどろいていましたが、わかりましたとで電話を切りました。
その日のうちに、オーナーから連絡もなく、翌日、朝、あまりに気になり、昨日貼った張り紙を剥がしていないか、見に行くと決めた。
昼、時間を作って、150号を走っていく途中、オーナーから電話で、『〇〇さん、城南さんの言う通り、亡くなっていました。マンション管理会社が、部屋を開けたら、発見しました。今警察を呼んでいる所です』
『あぁ、やっぱり。』
今からマンションへ行っても、私自身することがないので(管理業者さんが全てやってるだろうから)そのままひきかえし、次の仕事へ向かうものの、モヤモヤする。
一旦会社へ戻り、その方の契約をオーナーへ写真で送り、何かあれば、お手伝いしますと連絡した。
鑑識の結果は聞いてないですが、12月19日には、もう遅かったのかもしれない。
12月19日の訪問その時は、夜泣き叫んで、うるさいと言う苦情を伝えにいったのだけれども。
どうしても、全ての人の安否確認をすることができません。
なるべく、出来る限りのことはしたいとおもう。
今は、安否確認サービスもあります。(ウチも取り扱っています)今回は管理物件ではないため導入をしておりませんでした。
でも、もし、マンションで、おかしいと感じるところがあったら、迷わず、管理会社や仲介業者、オーナーへ連絡して欲しいです。
何もなければ、よかったとみんなが安心するのですから。
確かに、何もない時に警察を呼べば、大袈裟だと苦情を受けるかもしれない。だけど、何もかなったと、笑い話なった方がまだ遥かにいいと思いませんか?
一人で、誰にも看取られることもなく、亡くなってしまうなら、私は1日でも早く発見してあげたい。
それはオーナーのためというよりは、亡くなられた方の、最期の瞬間、1人何を思って逝ったを想像する辛いと思うからです。
これからの時代、近隣付き合いが今まで以上、希薄になっていくでしょう。
1人暮らしの方もふえるでしょう。
どうか、人ごととは思わずに捉えて下さい。
もしかしたら、もっと早く見つけてあげられたかも・・と毎回思っています。
実際、間に合ったケースもあります。
もしこれを見た方、どうか人ごとと思わず、頭の片隅に覚えておいてください。
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