2020年01月16日
万葉集の歌 4341番目
今日、３ヶ月に一度の会計監査の日でした。
うちの会社の担当さんの名刺が新しくなったので頂いたのですが、いつも名刺に座右の銘や数字などが書いてあります。
今回はこの数字「4341/4500」
万葉集の歌の数４５００首（所説あり）のうちの4341番目の歌が清水区の場所が出てくるそうです。
原文「多知波奈能 美袁利乃佐刀尓 父乎於伎弖 道乃長道波 由伎加弖<努>加毛」
全く読めませんが(;^_^A
訓読「橘の美袁利の里に父を置きて道の長道は行きかてのかも」
よみ「たちばなの みをりのさとに ちちをおきて みちのながちは ゆきかてのかも」
訳「橘郡の美袁利（みをり）の里に、父を残して長い旅路を行くのが辛い。」
橘郡の美袁利（みをり）の里ということろは今でいう、清水区小島周辺だそうです。
この静岡から太宰府までの防人に行かなければならないという、辛さ、今生の別れになるかもしれない悲しさなどがこの短い歌の中に読まれているなんて！！
うちの会社の担当さんの名刺が新しくなったので頂いたのですが、いつも名刺に座右の銘や数字などが書いてあります。
今回はこの数字「4341/4500」
万葉集の歌の数４５００首（所説あり）のうちの4341番目の歌が清水区の場所が出てくるそうです。
原文「多知波奈能 美袁利乃佐刀尓 父乎於伎弖 道乃長道波 由伎加弖<努>加毛」
全く読めませんが(;^_^A
訓読「橘の美袁利の里に父を置きて道の長道は行きかてのかも」
よみ「たちばなの みをりのさとに ちちをおきて みちのながちは ゆきかてのかも」
訳「橘郡の美袁利（みをり）の里に、父を残して長い旅路を行くのが辛い。」
橘郡の美袁利（みをり）の里ということろは今でいう、清水区小島周辺だそうです。
この静岡から太宰府までの防人に行かなければならないという、辛さ、今生の別れになるかもしれない悲しさなどがこの短い歌の中に読まれているなんて！！
大学の時の専攻は日本の平安鎌倉期における宗教の部分だったので、万葉の世界は全く疎いですが、身近なところにも歴史がいっぱい残っているのですね。
もう一つは横書きに書かれている漢文「過而不改、是謂過矣」。
論語の言葉で「過ちて改めざる、是れ過ちという／あやまちて あらためざる これをあやまちという」
訳「過ちを犯したことを知っていながらも改めようとしない、これを本当の過ちという。」
ズバリ、はっとする言葉ですよね。時々自分も反省したくなる言葉です。
この担当の方は、自宅冷蔵庫に貼って特に「ご主人」に見て欲しいということだそうです(笑)
こういう名刺もいいですね。
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