2019年06月24日
賃貸の入居審査から考えること
障害という事が賃貸物件を借りることでどのような影響があるかどうかについて、思ったことなどを少しつづりたいと思います。
障害と言っても様々で、①身体の障害、②知的な部分における障害、③精神における障害などあります。
私も詳しくないので、厳密に言うともっと細かく、分類をされるのかもしれませんし、また、先に記した①~③を区別することなく、両方あったり、重なっているという事もあるのかもしれません。
ぱっと見でわかるのは①の身体の障害ですよね。見ればわかるケースが多いので。
身体の部分に関する障害の方に関しては、比較的サポートして欲しい部分が見えるので、誰から見ても援助して欲しいことがわかるので、貸主様へは、「○○のような部分で障害があるので、このような利用の仕方をします」と明確に伝えることができます。
しかし②③については見た目にもわかりにくいし、長くお付き合いして初めてわかる部分だったりします。
また①~③の障害のレベルについても、軽度から重度まで人それぞれなので、一律で線引きするのがとても難しい。
どのような症状があり、どんな行動をとるのかがその人その人場合によって異なるという事が貸主様に説明することや、理解をえるのに難しいことが多々あります。
度合も人それぞれ、貸主側としてみれば、不安な可能性が膨らむのだと思います。
まだまだ、障害を持っている方については、一般の方が賃貸を借りるよりはハードルが上がることが多いように思います。
うちの物件で過去に精神疾患の方に借りていいただいたこともありますし、今も借りて頂いている方もいます。
感覚的に10人に1人くらいの割合で、騒ぎをする方や収集癖があり、ごみ屋敷にしてしまう方など大変なご迷惑をかけるケースがあります。
それでも医療機関・公的支援を受けていたり、家族のサポートなどがあるかたについては、何かあったとき、みんなで連携を取ったり、対応ができます。
ただ、何もサポートを受けていない方や、家族とも疎遠(もしくは死別など)、医療機関へも行きたがらない方に関しては本当に苦労します。(実際に経験済み)
うちの会社でも、障害を持っている方の入居をお世話させて戴ていたりしますが、お断りするケースもあれば、お受けするケース様々です。
他社さんの物件に障害者の入居を申し込みましたが、断られたこともありました。
家族や公的機関のサポートも受けている方ではあったのですが、貸主様の理解を得られず、不可になりました。
私はご本人様・ご家族方、支援センターの方とお会いして、大丈夫であるとの認識で、不安になる材料をどのようになくすことができるかを、今後の流れも貸主様へ丁寧にお話させて頂いたのですが、しかし、結果は不可。本当残念でした。
私たちが属している全日本不動産協会や国交省や公の機関から、賃貸物件を斡旋する際、人権等の観点から、障害や外国人である等の差別をしてはしてはならないという事の指導が度々あります。
だからと言って、誰でも入居させてなければならないという事もなく、貸主様が入居者を選別する、選ぶという点においては自由が保証されています。(当たり前ですが)
借主様の気持ちも理解できますし、貸主様が今借りて頂いている方に満足していただく、安定して賃貸経営をしたいという気持ちも十分わかります。仲介業者として、どちらが正解等言えることもできませんし、本当に難しいです。
ご家族の方に、入居のお断りの連絡をするに、本当に申し訳ないと思いました。
50年後には、日本の人口が8800万人になるといわれ、高齢者の割合が38.4%になるといわれています。
兄弟・姉妹のいない一人っこの方なども今後どんどん増えていくと思いますし、高齢出産で両親と死別の方や、もともと家族との折り合いが悪く一人になってしまう方など、割合が今以上増えていくだろうと思います。
賃貸物件を借りるという事だけでなく、様々な社会の仕組みも大きく変えていかないといけない時代が来るのかもしれません。
私ができることなど、たいしてないのかもしれませんが、できることをしていこうと思ってます。
**こころ安らぐ住まいのお手伝い**
女性・高齢者お一人でも安心してご相談ください。
〒422-8062
静岡市駿河区稲川1丁目1番5号
有限会社 城南ハウジング
TEL:054-283-2010
FAX:054-283-4378
https://www.johnan-housing.jp
くらしず<静岡市の賃貸、売買不動産情報専門サイト>https://qurashiz.com/
アットホームhttps://www.athome.co.jp/ahcb/johnan.html
スーモhttps://suumo.jp/chintai/kaisha/kc_050_112930001/
営業時間 9:30~17:00(平日)
9:30~12:00(土曜)
定休日 土曜午後・日曜・祝日
※事前予約により定休日も
対応できる場合もございます
障害と言っても様々で、①身体の障害、②知的な部分における障害、③精神における障害などあります。
私も詳しくないので、厳密に言うともっと細かく、分類をされるのかもしれませんし、また、先に記した①~③を区別することなく、両方あったり、重なっているという事もあるのかもしれません。
ぱっと見でわかるのは①の身体の障害ですよね。見ればわかるケースが多いので。
身体の部分に関する障害の方に関しては、比較的サポートして欲しい部分が見えるので、誰から見ても援助して欲しいことがわかるので、貸主様へは、「○○のような部分で障害があるので、このような利用の仕方をします」と明確に伝えることができます。
しかし②③については見た目にもわかりにくいし、長くお付き合いして初めてわかる部分だったりします。
また①~③の障害のレベルについても、軽度から重度まで人それぞれなので、一律で線引きするのがとても難しい。
どのような症状があり、どんな行動をとるのかがその人その人場合によって異なるという事が貸主様に説明することや、理解をえるのに難しいことが多々あります。
度合も人それぞれ、貸主側としてみれば、不安な可能性が膨らむのだと思います。
まだまだ、障害を持っている方については、一般の方が賃貸を借りるよりはハードルが上がることが多いように思います。
うちの物件で過去に精神疾患の方に借りていいただいたこともありますし、今も借りて頂いている方もいます。
感覚的に10人に1人くらいの割合で、騒ぎをする方や収集癖があり、ごみ屋敷にしてしまう方など大変なご迷惑をかけるケースがあります。
それでも医療機関・公的支援を受けていたり、家族のサポートなどがあるかたについては、何かあったとき、みんなで連携を取ったり、対応ができます。
ただ、何もサポートを受けていない方や、家族とも疎遠(もしくは死別など)、医療機関へも行きたがらない方に関しては本当に苦労します。(実際に経験済み)
うちの会社でも、障害を持っている方の入居をお世話させて戴ていたりしますが、お断りするケースもあれば、お受けするケース様々です。
他社さんの物件に障害者の入居を申し込みましたが、断られたこともありました。
家族や公的機関のサポートも受けている方ではあったのですが、貸主様の理解を得られず、不可になりました。
私はご本人様・ご家族方、支援センターの方とお会いして、大丈夫であるとの認識で、不安になる材料をどのようになくすことができるかを、今後の流れも貸主様へ丁寧にお話させて頂いたのですが、しかし、結果は不可。本当残念でした。
私たちが属している全日本不動産協会や国交省や公の機関から、賃貸物件を斡旋する際、人権等の観点から、障害や外国人である等の差別をしてはしてはならないという事の指導が度々あります。
だからと言って、誰でも入居させてなければならないという事もなく、貸主様が入居者を選別する、選ぶという点においては自由が保証されています。(当たり前ですが)
借主様の気持ちも理解できますし、貸主様が今借りて頂いている方に満足していただく、安定して賃貸経営をしたいという気持ちも十分わかります。仲介業者として、どちらが正解等言えることもできませんし、本当に難しいです。
ご家族の方に、入居のお断りの連絡をするに、本当に申し訳ないと思いました。
50年後には、日本の人口が8800万人になるといわれ、高齢者の割合が38.4%になるといわれています。
兄弟・姉妹のいない一人っこの方なども今後どんどん増えていくと思いますし、高齢出産で両親と死別の方や、もともと家族との折り合いが悪く一人になってしまう方など、割合が今以上増えていくだろうと思います。
賃貸物件を借りるという事だけでなく、様々な社会の仕組みも大きく変えていかないといけない時代が来るのかもしれません。
私ができることなど、たいしてないのかもしれませんが、できることをしていこうと思ってます。
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土地家屋調査士さんと調査
Park Direct (パークダイレクト)導入しました
長い付き合い。以前の付き合い
不動産管理 管理者移行講習終了!
賃貸不動産経営管理士登録されました。
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